【超便利】ロシア版グーグルYandexの基本アプリ5選(英語対応)
移転しました。
こんにちは、SAMIインターン1期生のレオです。
先日閉幕したW杯日本でも開催国ロシアでも大変な盛り上がりでしたね。
W杯という機会を得て初めてロシアへ渡航した方やテレビ画面を通してロシアへと興味を持たれた方も多いのではないでしょうか。
そんなロシアのIT業界を語る上で外せないのが、国内でも抜群の知名度を誇るYandexという検索エンジンです。
このYandexの検索システム自体は1997年にアルカディ・ヴォロシュ氏の「コンプテック・インターナショナル」社によって立ち上げられたもので現在は検索システムに留まらず、様々なアプリ・サービスを展開しています。
今回はそんなYandexのおすすめアプリ・サービスを紹介していきます。
1.Yandex
Yandexの大元である検索エンジンです。
Google同様ビデオや画像検索、天気などのサービスが充実しています。面白いのは、位置情報をSAMIのあるペテルブルグに設定すると、跳ね橋の開閉時間を知ることができます。私も留学中はこの情報を元に帰宅時間を決めていました。
ロシアの検索エンジンなのでロシアのニュースは一通りここで確認することができます。
2.Yandex.Taxi
ロシアでタクシー配車アプリを使うなら、このアプリを使わない手はありません。
それまでもロシアで多くのユーザーが利用していたYandex.Taxiですが、Uverと業務提携し、共同のプラットホーム設立によって、配車までの時間や料金が利用しやすいものとなっています。
利用方法はタクシーを呼ぶ位置と目的地を文字入力またはピンで指定します。そしてタクシーの種類(エコノミーやジャンボなど)、支払い方法を決めてオーダーするだけです。
アプリは英語対応もしているのでロシア語が分からなくても安心です。
3.Yandex.Metro、Yandex.Transport
公共交通機関を利用するならこの2つのアプリの利用がおすすめです。どちらもナビゲーションアプリになります。
まずYandex.Metroは地下鉄の乗り継ぎ等で利用することになると思いますが、利用方法は簡単で、まず利用都市を選択した後、出発駅と目的の駅を指定するだけで、所要時間と乗り換え地点を示してくれます。特にモスクワはメトロがかなり複雑なのでとても役立つでしょう。
対応都市はロシアではモスクワ、サンクトペテルブルク。ウクライナではハリコフ、キエフ。ベラルーシのミンスク。そしてトルコのイスタンブールとなっています。
また、このアプリは閉鎖されている駅も表示してくれるのでお、目的の駅が開いているのかどうか事前に確認することができます。
Yandex.Transportはバス、路面電車、マルシュルートカ、トローリーバス(後ろ2つはバスのようなもの)のナビゲーションアプリで、これらの公共交通機関が発達していて、種類も運行台数も多いロシアで利用する際は是非役立てていただきたいアプリです。
利用方法は2通りあり、乗りたいものが決まっていれば、そのバス等の番号を入力すれば、どのルートでおおよそどのくらいの時間がかかるかわかります。
行き先が決まっているがどのバスに乗れば良いか分からない時は、行き先を入力すれば乗るべきものを表示してくれる上、最寄りのバス停まで案内もしてくれます。
両アプリともに英語対応しています。
4.Yandex.Электрички(エレクトリーチキ)
ロシアでも特にモスクワやサンクトペテルブルクの郊外には、外国人観光客が見逃しがちな、いわば穴場スポットがいくつもあります。例を挙げるならば、サンクトペテルブルク郊外のプーシキンやガッチナといった町でしょうか。
そんな郊外へ行く列車ですが、どれに乗ってどこで降りればいいのか、何時に出て何時に着くのかが分からない。それをこのアプリは解決してくれます。
利用方法はこちらも簡単で出発地と目的地、日時を入力するだけです。こちらも英語対応です。
5.Yandex.Food
こちらは残念ながらまだ英語対応していないのですが紹介します。
留学先であったペテルブルクでも帰る頃にはしばしば見かけるようになっていたこのサービス、イメージは出前をアプリで取ってしまうといった所です。
対応店舗であれば注文したいものを選び、配達場所を指定すればおおよそ35分から45分ほどで届けてくれます。
またApple Payやクレジットカードにも対応しており対応店舗も拡大しているので今後のサービス充実が楽しみなアプリとなっています。
Yandexは、この他にも、以前当ブログで紹介されているよるカーシェアリングサービスや音楽アプリなど広くアプリ・サービスを展開しています。
ロシアにおいて強く根付いているYandexによるサービスを旅行、仕事に関わらずロシア滞在の際には役立ててみてください。